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小澤茂男はかねてからずっと行ってみたい地があったそうです。それは「エジプト」です。日本からも多くの観光客が訪れる地となっており、それこそ一生に1度は行ってみたい地でもあります。日本から飛行機で15時間前後かかることから日程的にも余裕がないとなかなかいける地ではありません。そのため新婚旅行や長期で休暇が取れる人、あるいは短期でも無理やりながらに行ってしまう人など旅行パターンはそれぞれとなっています。
年末年始についてもツアーが盛んに行われていますが、年末年始については料金が大変高くなかなか決心がつかない人も多いことでしょう。
小澤茂男はかねてから転職を計画していていました。サラリーマンとしてそこそこの大手に就職したものの、将来のことを考え資格を取得し、医療関係に進もうと考えていたためです。無事資格も取得したので、転職活動をしようと思っていたのですが、友人らからこうした機会はなかなかないといわれ、旅立つ決意をしました。また幸い医療系の仕事は求人が豊富で若干のキャリアロスがあっても全く問題にならない程度でした。そこでずっと行ってみたいと思っていたエジプトへ行く決意をしたわけです。

エジプトは治安が心配でした。一時期警報が盛んに出されており、観光が難しい状況だったことをもありました。その後の情報が全くわからなかったので調べてみたところ、今はだいぶ落ち着いていることがわかりました。
せっかくなら1ヶ月くらいかけてじっくりめぐりたいと考えていました。
小澤茂男はこうしてエジプト行きのチケットを購入しました。退職届けを出した次の日から旅行しようと決意していました。チケットはすんなり取れて、問題なく手配することができました。こうしていよいよ旅立ちの日。前日は緊張しすぎて、ほとんど一睡もできなかったそうです。
人はあまりにも緊張しすぎたり、何か大事件があると睡眠がとれなくなることがあります。しかしこれは一時的なもののため、そんなに心配はいりません。
小澤茂男についても、飛行機に乗り込み機内食を食べた後は熟睡していました。なんとエジプトに到着するまでずっと眠り続けていたといいます。こうしてあっという間にフライトは終わり、念願のエジプトとなりました。

エジプトに入国するとなんともいえないじんわりした暑さと砂ぽいにおいがしました。早速荷物を受け取り、バスを探しましたが、数字が読めなく何のバスかわからなかったといいます。
たまたま日本人旅行者を発見したので、声をかけたところちょうどカイロに向かうとのことで、一緒にタクシーで移動することになりました。宿についても決めてなかったそうで、タクシーの中でいろいろ話しをして移動しました。
小澤茂男は一泊3000円以内のところに泊まれればいいと思っていたのですが、1500円程度でそこそこの宿に宿泊できることがわかりました。長旅になることだしと考え、最初はなるべく節約モードで動く決意をしました。
あとできっと旅の疲れが出るだろうと考え、残ったお金で疲れが出てきたらいい宿に泊まればいいと考えたというわけです。
宿についてはピンきりで、安くてもいい宿もありますし、そうではないケースもあります。このようにケースバイケースですが、ピーク時でなければそれなりに宿はある可能性が高く、海外では予約のシステム自体がそんなに普及していないことも少なくありません。
その日はタクシーに乗り合わせ人と一緒に行動することになりました。宿も同じところをとり、食事をしようといった話になったといいます。

一緒に乗り合わせた人は旅行はもちろん、カジノについても楽しみにしている様子でした。このとき初めてエジプトにカジノがあることをしった小澤氏。カジノについては興味はあるものの、大金をすられてしまうのではといった恐れもありました。
ためしについていってみることにした小澤氏ですが、カジノについては想像以上に穏やかな場であり、粛々と業務が行われているのが印象的だったといいます。また基本的にイスラム教徒なのでお酒はご八度なのですが、ホテルやそれなりのレストランでは提供されていることがわかりました。価格もそんなに高くありません。
エジプトはとにかく暑いので、毎晩ビールを飲むのが習慣でもありました。エジプトのビールはけっこうおいしく、満足度の高いものだったいいます。幸い食事にもあたることなく、楽しく旅をすることができたそうです。
途中で強烈に日本食が恋しくなったそうですが、そこは日本から持参したカップラーメンでしのいだそうです。また梅干やおつゆについても役だったといいます。
基本的に海外での食事でも困ることなく、過ごせることがわかったそうです。
まただんだん英語での会話にもなれていったといいます。旅をしているうちに自分自身が成長していることに気がつき、そうした面でも勉強になったようです。
その後もエジプトをめぐり旅は続き、1ヶ月間思いっきり旅を楽しむことができたとのことです。

かねてから考えていたエジプト旅行を満喫した小澤茂男はその後、海外渡航などの経験を通じて医療の現場でも外国人の方と積極的にかかわるようになりました。貴重な経験は人を大きく成長させるものだと、改めて実感したそうです。

小澤茂男氏は現在、医療の現場で働く傍ら、海外の情報を集めたり、現地で出会った友人とメールをするなどの交流を行っています。また、長期休暇が取れることがあれば前回はいけなかった地域や食べれなかった料理をと考えているようです。

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