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山村武彦さんを知っていますか?
防災システム研究所の所長をしている方で、過去に災害があった場所の過去と現在を写真付きでレポートにまとめている方です。

防災システム研究所の山村武彦さんが、阪神大震災を訓練に命の笛という防災グッズが生まれたそうです。
阪神大震災のとき、防災アドバイザーの山村武彦さんは、大阪にいてそのまま神戸に向かいました。2時間後、被災地で家の下敷きになった人々の声にならない助けを求める悲痛な声を聞いたそうです。
神戸から戻り、身体障害者やお年寄りの犠牲をなくすために、助けや応援呼ぶ「命の笛」を思いついたのだそうです。
小さな息でも遠くへ音が届く笛、ガラスや壁にさえぎられていても外へ聞こえる笛。アメリカの沿岸警備隊も使っているストームホイッスルと呼ばれる笛を小型化し、命の笛と名づけたそうです。
そして、名前や連絡先が記入できるネームプレートを、笛と同じオレンジ色のひもでペンダントにしました。命の笛は、外出時にはペンダントとして使えるということです。

この命の笛は、群衆、騒音、爆発音などの中でも人が一番聞き取りやすいと言われる周波数3150Hzに合わせて調律されています。
どんな気候、天候でも同じように機能が発揮できるよう、水に浸けても使えるようになっているのが特徴です。

命の笛のほかにも、防災用救助笛というものがあり、同じく携帯しやすくなっています。こちらは吹き口にキャップが付いているので、いつでも清潔に保つことができます。また、人の耳にもっとも良く聞こえる周波数帯は約3000Hzから5000Hzと言われていて、難聴の人はこの周波数の高い音が聞こえなくなったり、低い音が聞こえなくなったりというケースが少なくないそうなので、防災用救助笛は、3000Hzに近い音域と5000Hzに近い音域を同時に出るようにし、より広範囲の人に注意を促すことができるようになっているのが特徴です。

災害はいつ起こるかわかりませんから、笛1つだけでも持ち歩いていたら、怪我をしたとしても命が助かるかもしれません。
笛1つ持ち歩いているだけで命が助かるなら、絶対に持っていたいアイテムだと思います。

ほかにも防災システムの山村武彦さんは、いろんな防災グッズを監修されています。
ヘルメット代わりになるハットや、非常用品セット、非常用品セットが入れられるケースを解体すると敷布団代わりになるグッズなど、あったら絶対に使いたいものばかりです。
ケースを解体すると敷布団代わりになるグッズは、厚いダンボール製なので、そのまま硬く冷たい床に寝ることを考えたら使った方がいいものです。

ほかにもマスクケースなど、普段から使いたくなるような防災グッズも防災システム研究所の山村武彦さんが監修しています。
マスクって、外したら必ずマスクの表面を触ってしまいますし、無造作に鞄やポケットに入れてしまいますので不衛生ですよね。防災システム研究所の山村武彦さんが監修したマスクケースなら、独自の立体折り込み構造でケースを開けるとマスクの耳かけ部分が自然に立ち上がり、マスクに直接触れること無く出し入れすることができるようになっています。
付属の除菌スティックと香料スティックにより、マスクを除菌・消臭するのでいつでも清潔です。
香料スティックは3種類の香りがあるので、好きなものを選ぶことができます。3種類全てあると、気分転換にもなっていいかもしれませんね。
このマスクケースは、通常タイプとコンパクトタイプがあり、コンパクトタイプだと3色あります。
防災のときだけではなく、花粉症や風邪のときも使えそうなので、1つあると便利かもしれません。

防災システム研究所の今後がさらに楽しみに思います。

防災システム研究所
http://www.bo-sai.co.jp/

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